鋼製支柱埋設部スクリーニング検査screening
点検が実施されている街灯や
標識、支柱などの埋設部腐食による
倒壊が相次いでいます
街灯や標識など、一般道路に無数に建てられている支柱が埋設部の腐食が主な原因で倒壊する事故が全国で相次いでいます。しかしながら、そのほとんどは掘削による目視点検や打音点検が実施されていました。
鋼製の支柱は、長年の雨や犬のマーキングなどによる腐食が、埋設部の見えない部分で進んでいる場合があります。
毎年のように根元の腐食による倒壊事故が発生しております。
【根元の腐食による近年の主な倒壊事故】
2011年 | 岡山県岡山市で街路灯が倒れる |
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2012年 | 静岡県静岡市で照明灯が倒壊 |
2013年 | 北海道苫小牧市で街路灯が倒れる |
2016年 | 大阪府池田市で街路灯が倒れる |
2017年 | 広島県福山市で街路灯が倒れる 福岡県北九州市で照明灯が倒れる 広島県広島市で照明灯が倒れる |
鋼製支柱埋設部スクリーニング検査とは?
鋼製支柱基部の腐食やキズを超音波の技術で検出します。
鋼製支柱基部とは
鋼製支柱基部とは、「照明・標識柱の路面境界部GL-40部」のことです。国土交通省による「附属物点検要領」において、掘削・点検・埋戻しが基本とされている部分の中で倒壊事故原因の大半を占める「弱点部」として定義されています。
平成29年3月より、スクリーニング点検導入を推奨されています!
平成29年3月に策定された「小規模附属物点検要領(案)」に非破壊検査技術による一次スクリーニング点検の導入を推奨する文言が入りました。
非破壊検査の技術(「NETIS-V」登録技術による超音波探傷)で、掘削せずに埋設部支柱の腐食や減肉が判定することができます。支柱の直径により4~32点のスクリーニングを行うことで全体的な現況が把握できます。
状況によりGL-40より深い部分も判定可能です。
広島で初めてこの鋼製支柱埋設部スクリーニング検査を導入しました。
創生舎は、このキズミー1を使用した、鋼製支柱埋設部スクリーニング検査を広島県で初めて導入しました。
長年の非破壊検査で培った技術・経験があるため、安心してご依頼ください。
道路付属物点検の
作業効率化・コスト削減に効果絶大です
現在、目視調査で異常があった支柱の路面境界部や埋設部の調査は、掘削して行われています。この場合、軽微な腐食の支柱も一度掘削し、埋め戻すという作業が必要になり、工期とコストの肥大化および調査時の交通規制などの問題が発生しています。
事前に埋設部の腐食度合いを調査し、スクリーニング調査することで、掘削・検査・埋戻し作業を削減できます。
スクリーニング検査のポイント
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作業効率は掘削検査と比べ、2.6倍!
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地表から40mmより深い部分も検出可能!
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掘削を行わず超音波のデータで
異常を把握するため、
調査時の警備員の配置も必要なくなり、
コストの削減!
何かあってからでは遅すぎます!
ぜひ実機デモをご覧ください
腐食の状況は非破壊検査の技術で確認し、報告いたします。
掘削しないので、廃棄物も出ず景観も損なわず、時間もコストも削減できます。
広島市から、中国地方はもとより全国エリアで対応いたします。
ぜひ、事故が起こってしまう前にわたしたち創生舎にご依頼ください。お問い合わせはこちら