非破壊検査の仕事とは

ものを壊さずに対象物の表面や内部状況を検査すること=非破壊検査

たとえば、橋や船、パイプラインや配管、発電所のボイラーや大きな石油タンク。これらは金属を溶接して、大きな設備を作ります。
作成時、その溶接がきちんとされているかを超音波や磁力・放射線など特殊な方法を使って、資格を持った技術者が検査します。
厳しい検査に合格して使用し始めますが、何年かに一度ずつ劣化が生じていないか、技術者により再検査を行います。
また、非破壊検査の技術をもっと身近に、もっと私たちの安全に役立てようと、各種設備の保守や点検にも力を入れています。
どんどん新しいフィールドが広がっている部署です。

非破壊検査の仕事とは
非破壊検査の仕事とは
非破壊検査の仕事とは
非破壊検査の仕事とは

この仕事の特徴

この仕事の特徴

FEATURE

安全を守る点検、検査の技術を「手に職」として身に付けます。その技術で、
構造物やパイプライン、船やボイラーなど、なくてはならないインフラの安全を
確保します。日本各地のプラントの定期修理により、応援出張が多い場合があり
ますが、たくさんの編場経験を積むことで技術がどんどん身につきます。

日本の産業を文字通り裏方として支え、
安全を守っていくやりがいがあります。

キャリア形成イメージ

キャリア形成イメージ
1年目

先輩社員の補助として現場での業務を少しずつ覚えていきます。合わせて、資格取得に
向けた勉強をしていきます。1年後のまず1つの資格取得を目指してバックアップします。

2~3年目

先輩社員の手伝いをしながら業務を行っていきます。取得した資格を活かす技術の
向上を目指します。

4年目

検査員として後輩と一緒に検査をしていきます。資格は3~4つ取得している頃
だと思います。リーダーとして業務を任されるようになっていきます。

当初10年はしっかり勉強し、
よりたくさんの資格、より高みの資格を
目指します!

非破壊検査の資格とは

社団法人日本非破壊検査協会が認定する資格です。たくさんの検査方法(試験方法)と資格があり、以下は主な5つです。
それぞれに、レベル1~3までの資格がありできることが違います。

PT
浸透探傷試験

MT
磁粉探傷試験

UT
超音波探傷試験

RT
放射線透過試験

ET
過流探傷試験

資格取得には、1次試験(筆記)、2次試験(実技)の両方に合格する必要があります。合格率は、一番取得しやすい
浸透探傷試験(PT)レベル2の1次試験(筆記)で40%程度です。
独学で受験しすると困難に思えることも、会社がしっかりとバックアップするので、安心です!
資格取得の費用は会社から支給(合格時)され、資格手当の支給もあります。

どんな人が向いている?

技術も資格の勉強も一朝一夕にはいきません。
日々のコツコツとした誠実な努力が
すべての土台です。

日々積み上げたものは確実に自分のチカラになり、信頼になります。
役者か、裏方か、と言えば裏方の仕事になります。裏方の確かな腕で、日本という舞台の安全を守る、誇りある仕事です。文系出身の社員がほとんどで、それなりに勉強も苦労していますが、できないことなんてありません。
勉強会、実技講習会を会社主催で行っています。

非破壊検査 先輩社員の一日

A DAY’S SCHEDULE

6:30
起床
7:15
現場到着、着替え、ラジオ体操、
朝礼開始、業務確認、機材の準備
8:00
担当場所へ到着、午前作業開始
(9:50~10:10 休憩)
12:00
昼休憩(15分ほど試験勉強)
13:00
午後作業開始(14:30~14:45休憩)
16:10
詰所へ戻り、検査結果を
まとめる
16:30
終礼
17:30
帰宅、入浴、食事
19:00
試験勉強開始
22:00
就寝

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